今般、長崎県行政書士会の会員が、知人の飲食店従業員と共謀し、別の知人の女性を個人事業者のように装い、新型コロナウイルスの持続化給付金をだまし取ったとして、詐欺の疑いで逮捕されたとの報道がありました。これが事実であれば、コロナ禍において、国民や事業者の皆様の支援を積極的に進めている行政書士全体への信頼を著しく損ねる極めて遺憾な行為であり、当会はこの事態を深刻に受け止めております。
 当会といたしましては、再発防止に向け改めて行政書士への指導を徹底し、今後とも新型コロナウイルス感染症の感染拡大による影響を受けた国民・事業者の皆様に対する支援をより一層推進し、行政書士の社会的信用・信頼の一刻も早い回復に向け、全力で取り組んでまいります。

 

令和3年10月13日
日本行政書士会連合会
会 長   常  住      豊