会長挨拶

令和7年6月19日に開催された日本行政書士会連合会の定時総会において会長に選任されました宮本重則です。

本会は、かねてより「デジタル社会に機能する行政書士法の改正」の必要性を関係各方面に申し上げてまいりましたところ、行政書士の使命やデジタル社会の進展を踏まえた職責に関する規定の新設、行政不服申立て手続の代理業務を扱うことができる「特定行政書士」の業務範囲の拡大などを内容とする行政書士法の一部を改正する法律が、令和7年6月13日法律第65号として公布され、令和8年1月1日から施行されることとなりました。

社会のデジタル化や少子高齢化等が急速に進む中にあって、全国に5万3千人超、人口カバー率99%のネットワークを持つ私たち行政書士への期待は、ますます大きくなっていると感じています。
また、同時に、当然ではありますが、行政書士が果たすべき役割に対する責任も、より一層重くなってまいります。

私は、「強い行政書士制度を創る」という想いを胸に会長の任に当たり、これまでの本会の活動理念である「そうだ、行政書士に相談しよう!」を引き継ぎつつ、「かかりつけ行政書士を全国標準にしよう!」という気運を醸成していきたいと考えています。
「頼れる街の法律家」として、国民の皆様の権利利益の実現に向けた多種多様なニーズに応え続けていくために、全国各地の現場の声をしっかりと受け止め、具体的な事業を計画・実行してまいります。

【暮らしや事業に関するお困りごとは、是非、お近くの行政書士にご相談ください。】